土曜日
2020.09.26 Saturday
朝の街は静か、
そうか、土曜日だ。
昨夜は研究会会議を終え、てくてくと宿に向かう、
途中で、
そうだな、ウッチャン(レストラン山崎ob)のお店のそばを通るんだ、
ずっとお邪魔してなかったから、
寝酒を一杯、
で済ませばよいものを、売り上げ貢献で二杯だったのだ。
朝風呂の中、ぼーっとした頭で、
思い出していた。
いつもの時間に店に入り、
今日は、フォカチャとニンジンパンを焼くのだ。
北海道産オーガニック小麦春よ恋、
南部、新郷村のツチモトさんの自然栽培小麦ユキチカラ。
こんな素晴らしい小麦を使っているのは、
多分、当店だけ。
パンにも、料理にも、
この小麦粉。
もちろん、価格は高い、
しかし、貴重な貴重な小麦の身上を考えると、
この小麦でパンを焼けることの幸せ感。
フレンチには、
通常バケットを添える。
しかし、
バケットは焼き立てが身上、
残ったら、
無駄になるのだ。
当然、ぱんの仕込みは時間がかかる、
焼き上がりまで4時間ほどの時間を過ごす、
そこで、レストラン山崎では、
りんごパン、フォカチャ、にんじんぱんを添える。
むだを出したくないので、
上手に使い切る考えである。
ところがですよ、
レストランには様々なお客様がご来店、
皿に取りすぎたバターが、
残って下がってくる、
半端に食いちぎって、食べ残されたパン、
無惨な姿で洗い場に下がってくる。
何があったかあああ、知らねえが、
金を払ったからイイってわけじゃああ、ありません。
食べもののロスは、
出来る限りなくする。
もっと大切にしようと言う、
思いが大切でございます。
ご飯の一粒も無駄にしない、
それと同じでございます、
パンの一切れも、
あの、ヤマザキパンでは無いのです、
山崎が焼いた、
山崎パンなのです。
食べ物を大事にしましょう。